2022
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~サイズ感が一番のポイント~
シャツのポイントは適切なサイズ感です。サイズが整っていないとだらしなく見えてしまいます。
お身体にしっかりと合わせることで、毎日着たくなるベストサイズのシャツを仕立てます。
①肩幅
肩幅が広すぎると体が小さく見えます。
わきの下を基本とし、前後1cm~1.5cm以内で整えることでパリッとした印象に仕上がります。
尚、肩幅をジャストサイズにすることで腕の動きがスムーズになります。
②おなかのゆとり巾
お腹のゆとりを少なめにすることで、爽やかでセクシーな印象になります。
ヌード寸法に対して8cm~12cmのゆとりをつけるのがおすすめとなります。
お仕事柄座っていることが長い場合と、経っていることが長い場合で3cm程度加減するとより良いサイズ感となります。
③えりのフィット感
首は緩みすぎず、きつすぎない快適なフィット感がぽいんとです。
不快にならない程度に出来るだけぴったりとすることがおすすめで、ヌード寸法から2cm程度ゆとりをとります。
ボタンをかけたときに、指が1本から2本入る程度となります。
④袖の長さ
袖の長さは腕をリラックスさせ、シャツの袖ボタンを外した時に、手の甲に掛かる程度が基本となります。
手首のくるぶしから3cm程度の長さとなります。
最初はこの長さから初めて、お好みで少しづつ短くしていくことをお勧めいたします。
⑤袖口の太さ
袖口は快適なゆとり巾が必要です。
手首の太さから、7cm~8cm程度がおすすめとなります。
太すぎると野暮ったくなりますので注意が必要です。
尚、時計の大きさによって幅の微調整や、袖の長さを検討する必要があります。
また、ダブルカフス仕立ては、通常より1cm大きくする必要があります。
⑥そで筒の太さ
そで筒は細くすることでスタイリッシュに見える効果があります。
きれいに見えるように細く致しますが、肘を曲げたときにきつくなりすぎないことがポイントです。
ヌード寸法から7cm程度のゆとり巾をとることがおすすめです。
⑦袖タックの本数
袖タックの本数によって肘から袖口までの細さを指定することが出来ます。
基本は2本となりますが、1本だとスリムに、0本だと鋭くシャープに仕上がります。
また、3本にすることで、ゆったりとしたしあがりになります。
おすすめは2本となります。
⑧胸のフィット感
胸のフィット感は好みによるところが大きいです。
リラックスした状態を好むのならば13cmのゆとりをとり、
セクシーに見せるのならば、8cm程度のゆとりをとることでスタイリッシュなサイズ感となります。
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